スタンダード版とホワイトボード対応版との相違点

【機能的な違い】
機能的な違いは、以下の通りです。

・アウターライン認識
スタンダード版でのアウターライン認識は、一番、はっきりしている線を、アウターラインにしますが、ホワイトボード対応版では、ホワイトボードに対しては、フレーム認識も行い(直方形の枠になっているかどうか)、アウターライン認識の精度を上げています。また、フレーム認識では、「ペン置きの有無」など、ホワイトボード専用のパラメータもあります。

・色補正
スタンダード版では、ホワイトボードの枠に光りが反射しているなどで、色補正がきれいにならない場合がありますが(光っている箇所の周辺が、黒くなってしまうなど(*1))、ホワイトボード対応版では、ホワイトボードの枠の影響を受けないようになっています(*2)。特に、「塗り」のモード(*3)で、色補正を行った場合には、スタンダード版では、枠を影響を受けて、色補正が、正しく行われない場合が多くありますが、ホワイトボード対応版では、「塗り」のモードでも、枠の影響を受けずに、正しく、色補正することができます。

また、スタンダード版を使用しても、画像にホワイトボードの枠が写っている場合には、歪曲補正と正面化を行った画像に対して、ホワイトボードの枠を、手動で切り取り、手動で色補正を行うことで、枠の影響を受けずに、色補正を行うことができますが、手動での作業が必要となります。

*1:スタンダード版でも、光っている箇所をきれいにする機能がありますが、ホワイトボード対応版では、完全に、枠の影響を受けないようにしていますので 、
  枠が光っている場合には、ホワイトボード対応版を用いた方が、色補正はき れいになります。

*2:スタンダード版でも、ホワイトボードの枠の影響がなければ、ホワイトボード対応版を用いた場合と、色補正の結果は、同じになります。

*3:「塗り」モードの詳細は、コチラをご覧下さい。

【パラメータの違い】
上記では、機能的な違いを説明しましたが、以下では、ホワイトボード対応版にあり、スタンダード版にないパラメータについて、説明します。

分類 パラメータ スタンダード 版 ホワイトボード
対応版
機能の説明
対象物の種類 「Wボード(ホワイトボード)」
×

「対象物の種類」をホワイトボード対応にします。ホワイトボードを撮影する場合に、この設定にします。

スタンダード版には、この対象物の種類はありませんので、スタンダード版の場合には、ホワイトボードを撮影する時には、対象物の種類は「用紙」にします。

ホワイトボード対応版で、この設定にした場合には、下記の「フレーム認識機能」と「縁は背景としない」は、ONになります。
アウターライン認識 「フレーム認識機能」
×
「フレーム認識機能」をONにすると、アウターライン認識で、アウターラインがフレーム(直方形の枠)になっているかのチェックも行います。

対象物の種類を、「Wボード」にすると、「フレーム認識機能」はONになります。

用紙を撮影する場合には、用紙が周辺で浮くことがありますので、このような場合に、この設定をONにすると、正しくアウターラインが認識できない場合がありますので、ホワイトボード対応版で、用紙を撮影する場合には、「フレーム認識機能」はOFFにしておいた方が、アウターライン認識の精度はよくなります(対象物の種類を「用紙」にすると、「フレーム認識機能」は、自動的に、OFFになります)。

ホワイトボードなど、対象物の輪郭が固定されていて変形することがない場合には、「フレーム認識機能」はONにしておいた方が、アウターライン認識の精度が上がります。
以下は、「フレーム認識機能」がONの時、有効なパラメータ
  ・コーナー内側のチェック
×
  ・コーナー外側のチェック
×
  ・内側のラインと置換
×
  ・足付き
×
  ・ペン置きの有無
×
 
色補正 「縁は背景としない」
×

ホワイトボードを撮影した場合に、ホワイトボードの枠の影響(枠に光りが反射しているなど)を受けないようにするかの設定です。

対象物の種類を、「Wボード」にすると、「縁は背景としない」はONになります。